今日から7月。2026年も後半に入りました。
今年の上半期は、個人的にも、塾の運営においても、多くのことを考えさせられる半年でした。
年明け早々、学生時代からの友人を亡くしました。昨年の晩秋には兄を実家で見送ったばかりでした。安らかに横たわる友人の顔は、昨年兄を見送ったときの顔と、不思議なくらいよく似ていました。赤ん坊が皆どこか似た顔つきに見えるように、人も人生の終わりには、どこか同じような顔つきになって旅立っていくものなのかもしれません。そんなことを静かに考えていました。
塾では、今年に入って、それぞれ別の時期に、入塾して間もない三人の生徒に対して、「一度お休みして、また学ぶ準備が整ったときに再開するのも一つの方法ではないか。一度おうちの人と相談してみてください。」とお話ししました。
レッスンの冒頭では簡単な単語テストを行っています。三人が取り組んでいたのは、小学校から中学1年生程度の基礎的な単語で、毎回五十語ほどを範囲とし、用例文の空欄に単語を書き入れるという形式でした(現在は実施方法を変更しています)。それでも、三か月ほど具体的な学習の進め方を伝え、励ましながら様子を見てきましたが、最後まで変化につなげることができず、自分の無力さを思い知らされました。
また、人との関わりについても考えさせられました。人は、自分が見聞きしてきた限られた経験の中で、相手を理解したつもりになってしまうことがあります。分かってもらおうとどれだけ言葉を尽くしても届かず、最後はあきらめにも似た気持ちで、道化を演じるかのような文章を書き、その人とのやり取りを終えたこともありました。人は互いに分かり合いたいと願いながらも、本当に理解し合うことは案外難しいのかもしれません。
思いどおりにならないことも少なくありませんが、それもまた、人と生き、人と関わるということなのでしょう。
さて、下半期はどんな歳月になるでしょうか。塾では、一人ひとりとの出会いを大切にしながら、英語を学ぶ楽しさを少しでも伝えていきたいと思います。
2026年後半も、どうぞよろしくお願いいたします。