2020/10/11

ダヴコット文庫 ときめきの100冊 (4)


吉田松陰『講孟劄記』近藤啓吾 全訳注(講談社学術文庫, 1979) 


講孟劄記(下)第19章より
善の善は至らざるは,熟の一字を闕(か)く故なり。熟とは口にて読み,読みて熟せざれば心にて思ひ,思ひて熟せざれば行ふ。行うて又思ひ,思ひて又読む。誠に然らば善の善たること疑なし。

今の人が善の善に達することができないのは,「熟」の一字を欠いているからである。「熟」とは,口で読み,読んで熟さないならば心で思索し,思索して熟しないならば行動する。行動してまた思索し,思索してまた読む。このようにして努力を重ねるならば,いつしか「熟」して,善の善に達することは,疑いないことである。


英語学習にもあてはまりそうです。