2025/06/17

「問題解決のカ」

日野原 重明「いのちの言葉」(春秋社)より 


 これまでの教育は、できあがったデータを記憶させる教育であった。困難な問題にぶつかったときに、問題解決ができるような能力を与えられていない。本当に学ぶべきなのは、問題とどう取り組むか、どういう戦略を立てるべきかということである。学校を出てからも自分でできるような頭の仕組みを作る。そして、その仕組みに従って生活をし、行動することが必要なのである。