2026/05/08

英語長文が読めないのは、「英語」のせいだけではない


英語長文が苦手な生徒を見ていると、問題は必ずしも「英語力不足」だけではないと感じます。

実は、日本語で読んでも、内容理解が浅いというケースが少なくありません。

たとえば、『速読英単語 必修編』には、
・文化
・教育
・科学
・環境
・コミュニケーション
など、高校生が考えるべきテーマが多く扱われています。

また、『速読英単語 上級編』や『リンガメタリカ』になると、
・AI
・ジェンダー
・生命倫理
・言語論
・経済格差
など、さらに 抽象度の高いテーマ が登場します。

こうした文章は、英語以前に、そもそも何を言っているのかを理解する力が必要です。

そこで、英語長文が苦手な生徒には、まず『速読英単語 必修編』『速読英単語 上級編』『リンガメタリカ』などの【和訳】を読み込み、日本語で内容を深く理解することを勧めたいと思います。

ただ読むだけではありません。
・筆者の主張は何か
・なぜそう言えるのか
・つまりどういうことか
を考えながら、「理解できるまで読む」のです。

英語を離れて、さまざまなテーマの文章を深く読む力を自ら育てること。

それが、その後の英語長文読解への大きな第一歩になると思います。




 

2026/05/07

B, not A = not A, but B

A ではなくB


完璧ではなく、前進。


【一口メモ】

Progress, not perfection.

省略部分を補うと、
Aim for [ seek ] progress, not perfection.
完璧を目指すより、前進することが大切


 

2026/05/06


もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。

僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。


村上春樹
『走ることについて語るときに僕の語ること』(2010)


2026/05/03

憲法記念日


憲法とは、
国民が権力を縛り、自由を守るルールです。

法律とは、
権力が国民を規律し、秩序を保つルールです。



NHKの世論調査で、憲法を改正する必要があるか否かという問いに対して、改正する必要がある38%、必要はない20%、どちらともいえないが38%という結果だったという。

いつも思うのですが、具体的に何条を、どのように変えようとしているのかが示されていない限り、安易に「改正する必要がある」「必要はない」と答えるのは難しいのではないかと感じます。

本来、議論は具体的であるべきです。メディアには、その具体像を整理し、世論調査の「どちらともいえない」という声に耳を傾け、国民に分かりやすく伝える役割を果たしてほしいと思います。