2024/10/07

雨ニモマケズ

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雨ニモマケズ
宮沢賢治


雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンヂョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテ コハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ




2024/10/06

学習のヒント


『言葉の裏にある思想を理解するには、背景に、ある程度の教養をもっていなくてはいけない。その教養は小学校時代から始まる。国語、算数、理科、社会、どんな学科にも興味を持っていた者は幸いである。ラジオ、スポーツ、映画、演劇、美術などに興味を持っていた者は幸いである。

特に、新聞、雑誌、小説、論文、随筆などを熱心に読んできた者は、外国語の学習の資格をじゅうぶん備えている、と言ってよい。国語が本当にわかっていることは外国語を半分理解していることであると言っても過言ではない。個々の教養は英語の学習を能率的にする。

しかし、高校上級にあっては、もはや教養目標の余分の読書はできない。各科目の学習に際して、詰めこみ、丸暗記をねらわず、真に理解し,自分自身の知識として消化することによって、それに代用させるよりしかたがない。

知るを知るとし、知らざるを知らずとせよ、これ知るなり。すなわち、わからないことは一応わからないこととして、わかっていることと区別する。これが真の意味での「教養」でもあり、本当の真理探究の態度でもある。そして、真の能率を高めることになるのである。』

(柴田徹士『英文解釈の技術』(1960)より)



2024/10/05

"Sempo"


【板書メモ】Reading 2, Sunshine 2

Chiune Sugihara introduced himself as "Sempo" when he was in Europe, because it was easier to pronouce.



NHK+ 配信中




2024/10/04

命令文+and/or


【板書メモ】

Gime me five minutes, and I'll change the tire.
= If you give me five minutes, I'll change the tire.
(5分待ってくれれば、タイヤの交換をしましょう)

 Rub this oil on your skin, and the itch will soon go off.
= If you rub this oil on your skin, the itch will soon go off.
(この油を肌にすりつけると、じきにかゆみがなくなります)

 Stop running, or you'll lose your breath.
= If you don't stop running, you'll lose your breath.
(走るのはやめなさい、さもないと息が切れますよ)

「英文法解説」より


2024/10/03

tit-for-tat violence

=報復的な暴力、暴力の応酬

この非常に危険な 報復的な暴力の連鎖を止めなければならない。

by António Guterres



 

2024/10/02

接続詞の as (2)


【板書メモ】

【譲歩】

as (=though) 譲歩の意味を強調する文語的な構文。(程度を示せる)形容詞・副詞・動詞・名詞が文頭にくる。 

Old as he is ( = though he is old), his step is till as steady as ever.
(年は取っても、足どりは相変わらずしっかりしている)

Much as I respect her, I cannot agree with her on that point.
(彼女を尊敬しているが、その点では賛成できない)

Try as we would, we could not get him to cheer up.
(どんなにやってみても、彼を元気づけることができなかった)

文頭に無冠詞の名詞を出す次のような構文は、現在ではほとんど使わない。

Child as he is, he can think clearly and act wisely.
(子供ではあるが、考えがはっきりしていて、やることもそつがない)

【その他】

as it is/was (in reality) 前に述べられている希望・願望・などの内容を受けて、「ところが実際には~ではない/なかったので」となる。

❑ We hoped things would go better, but as it is they are getting worse.
(万事好転するだろうと思っていたが、実際はだんだん悪化している)

❑ I wished I had written down her words. As it was, I had to speak from my memory.
(彼女の言葉を書き留めておけばよかったと思ったが、書き留めておかなかったので、記憶に頼って話さなければならなかった)


(参考:チャート式新々総合英語、英文法解釈)


 

接続詞の as (1)


【板書メモ】


【限定】

主節に対する限定

 As scientific terms go, "climate change" is lame.
(科学用語としては、「気候変動」は説得力がない)

❑ The English are not intellectual, as Europeans go.
(ヨーロッパ人としては、英国人は知的ではない)

前の名詞に対する限定(形容詞節)

 Apple pie as Dorothy makes it is a work of art.(it = apple pie)
(ドロシーの作るアップルパイはまさに芸術品だ)

❑ Industry as we know it today began in 1765 when James Watt developed the first practical engine.
(今日われわれが知っているような工業は、ジェームズ=ワットが初めて実用的な円陣を開発した1765年に始まった)


接続詞の as には他にも【時・理由・様態】などいろいろな意味があり、主節と従属節の両方を見比べないと、その意味が決らないことから、確かにやっかいではありますが、いつも意識できれば、すぐに慣れてしまうものです。以下の3つの意味が「きほんのき」です。

【時】

❑ As he became older, he grew more selfish.
(彼は年をとるにつれて,ますます利己的になった)

❑ As I closed the door, the telephone rang.
(私がドアを閉めたときに,電話が鳴った)
 
❑ A good idea occurred to me as I was speaking.
(話しているうちに,名案が浮かんだ)
 
❑ He whistled as he walked.
(彼は歩きながら,口笛を吹いた)
 
【理由・原因】

❑ As my bike broke down, I took a bus to school.
(自転車が故障したので,学校までバスで行った)

❑ I turned off the television as no one was watching.
(だれも見ていなかったので,私はテレビを切った)

【様態】

❑ Do as you were told.
(言われたとおりにしなさい)


(参考:チャート式新々総合英語、英文法解説)