8月のはじめから、自宅から歩いて通勤しています。片道40分ほどです。以前からたまに歩くことはありましたが、1ヶ月半も続けて歩くのは初めてです。最初は距離や時間が長く感じましたが、今では逆に短く感じるように、いや、むしろ何も考えなくなりました。もちろん、通勤・通学に片道1時間以上かかる方々からすれば「まだまだ」とお叱りを受けるかもしれませんが、私にとってはちょっとした変化なのです。
今日、高校3年生の塾生が、体調を整えるために帰り道を40分かけて歩いていると知りました。来るときは一駅電車に乗って来る彼女ですが、同じように歩いている「同志」が身近にいることを知り、少しうれしくなりました。これまで歩き続けたことで自分がどう変わったかはまだわかりませんが、もし歩いていなかったらと思うと、少しぞっとします。
歩き続けることで得られるのは、学びの世界でも同じですが、無意識に積み重ねられた習慣の力かもしれません。勉強やスキルの習得も同様に、小さな一歩を毎日積み重ねることで、やがて大きな成果や成長につながると感じています。だからこそ、すぐに目に見える結果が出なくても、続けることの大切さを改めて思うのです。