それぞれの好き嫌いを肯定しあう事が大事なんだよ。みんなが言うから善,みんなが叩くから悪,あの人が言うから善,あの人が批判してるから悪,そんな風に自分の判断基準を世間に委ねてきた結果が今な訳でしょ。他人がどう言おうと俺は俺,という態度を表明することから変えていこうよ。
政治や宗教の話をしようとすると「空気読めよ」と言われてしまう。その結果,何を支持するか,なんてことを言えない”空気”が出来てしまう。空気が出来るから,何も言えなくなってしまって,判断をそこに委ねてしまう。そんな空気を壊すことから始まると思うんだよね。そのためには一人一人が意見を表明することが大事。
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細川護煕氏の支援を表明した小泉さん。
この都知事選は,「原発がなくても,日本は発展していけると考える人たち」と,「原発がなければ,日本は発展できないと考える人たち」との闘いなんです。
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小泉さんが昨年11月,反原発を訴えた日本記者クラブでの会見記録は,こちらです。少し長いですが,最後の方で家入さんと同じようなことも言っています。
主張を展開するときにはね,誰が賛成しているか,誰が反対しているからというよりも,やっぱりやむにやまれぬ気持ちがないと,公に自分の主張を展開できないですよ。
ほか全部と自分の意見は違っても,自分は本当にこう思うんだということを展開していかないと,なかなか世の中っていうのは動かないんですよ。
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