2025/09/12

練習は、少しずつでも、毎日、継続的に!

 至極たり前のことですが「技能」を身につけるには「練習」が欠かせません。「知識としての英語」ではなく、「技能としての英語」を身につけるには、スポーツ等と同様、練習が「ぜったい」欠かせません。成人で英語に苦労している人がいれば、それは中学・高校で英語の「知識」が「技能」となるまでトレーニングしなかった/出来なかったからなのです。

 それでは、英語学習におけるトレーニングとは何でしょうか。私はそれは「音読」だと考えます。「音読は、昔、授業で随分やらされたけど役に立つの?」とお考えの方もいるかも知れません。成果がなかったという方は、音読練習の方法(質)が間違っていたか、練習の絶対量が不足していたのです。

 音読練習は、意味を十分理解した題材で行わなければなりません。意味が理解出来ていないテキストをただ声に出して読んでも、なかなか効果は上がりません。そして音読する際には、子供に絵本を読み聞かせるように、大きくはっきりした声を出して読むことです。

 また、口にしたものを手で書いてみるのも効果的です。目、耳、口、手、と五感をフル動員して体に英語をしみ込ませる練習を繰り返しましょう。そうしないと「技能」としての英語は身につきません。

久保野雅史
当時 筑波大学付属駒場中学・高等学校 教諭




2025/09/10

The 'ize' ending is the older version.

:‐ize で終わる形のほうが古い形である




カッコ内は単語番号(LEAP / 鉄壁)
realize(188 / 201)
organize(683 / 82)
specialize(1194 / 596) 

recognize(684 / 883)
apologize(14 / 529)
memorize(696 / - )
emphasize(419 / 17)
criticize(402 / 550)

 

2025/09/07



どんな結果であっても、全力を出している人はすでに
輝いています。その輝きは必ず次につながります。

明日もがんばろう!

 

2025/09/06

センス・オブ・ワンダー


 「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
 もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう。
 この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです。」

 

Rachel Carson 著, 上遠恵子 訳
「センス・オブ・ワンダー」(1996, 新潮社)より


2025/09/05

as luck would have it

【板書メモ】

As luck would have it, though, as soon as I became CEO, we had the great recession, an earthquake and tsunami and a recall that meant I had to testify to Congress in Washington D.C.

Akio Toyoda
(Optional Reading, CROWN I) 

❑ 辞書 by 物書堂(iOS版のみ)

オックスフォード現代英英辞典

ランダムハウス 英和大辞典

オーレックス 2

ジーニアス 6

ウィズダム 3

 

2025/09/03

【板書メモ】

alone
中心義:ほかに誰もいない状態で,ほかに何もない状態で

物書堂 オーレックス2

2025/09/02

自分の中の好奇心を大事にしよう


ロジャー・パルバース「英語で味わう名言集」(NHK出版)


何よりもまず、「知りたい」という気持ちがあれば、道はひらけていくものです。私はそう信じています。特別な才能や力がなくても、好奇心が次の一歩を導いてくれることがあります。どうか、自分の中にある「知りたい」を、これからも大切にしていってください。

 

2025/09/01



ぎらりと光るダイヤのような日

茨木のり子
短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年か

お百姓はどれほど田植えをするのだろう
コックはパイをどれ位焼くのだろう
教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう

子供たちは地球の住人になるために
文法や算数や魚の生態なんかを
しこたまつめこまれる

それから品種の改良や
りふじんな権力との闘いや
不正な裁判の攻撃や
泣きたいような雑用や
ばかな戦争の後始末をして
研究や精進や結婚などがあって
小さな赤ん坊が生まれたりすると
考えたりもっと違った自分になりたい
欲望などはもはや贅沢品になってしまう

世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりにすくなかったことに驚くだろう

指折り数えるしかない
その日々の中の一つには
恋人との最初の一瞥の
するどい閃光などもまじっているだろう

〈本当に生きた日〉は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであたりするのだ