先週の土曜日、英語の基本トレーニングについて改めて考える機会がありました。
プロ野球では、キャンプ中に選手たちが何度も基本動作を繰り返し、徹底的に確認します。英語学習も同じで、基本をしっかり固めることが何より大切です。強豪チームほどキャッチボール一つにも気迫を込めて取り組むように、英語も基礎がしっかりしていなければ、どれだけ高度な知識を積み重ねても実践では役に立ちません。
基本をおろそかにしたまま、難しい表現やテクニックばかり追い求めても、それは砂上の楼閣にすぎません。野球教本を読んで満足したり、基本的な捕球姿勢を学ばずにノックを受けて一喜一憂したりしていてはいけません。英語も同様で、知識として理解するだけで終わらせず、音読などのトレーニングを通じてスピーキングやリスニング力を鍛え、「使える英語」へとつなげていくことが重要です。
そのためには、何が基本で何が発展的な事柄なのか、何が原則で何が例外なのかをしっかり整理することが必要です。せっかくの努力が無駄にならないよう、基本を大切にしながら学んでいきたいですね。