英語は「いつかわかる」「いつかできる」というものではありません。目の前にある、具体的な小さな「わかる」「できる」を一つひとつ積み重ねて、身につけていくものです。1セクションが1レッスンに、1レッスンが1ブックに。そして、さらにもう1ブックと増やしていく。
何ごとも最初はきつく、しんどいものです。遠くから美しく見えていた山の頂も、いざ麓の登山口に立つと、その姿は見えません。たいていは、森林帯の急な登りが続き、自分がどれだけ登ったのかもわからないまま、ただひたすら歩を進めることになります。
しかし、やがて森林帯を抜けて視界が開けたとき、目指していた頂が目の前に飛び込んでくる瞬間が、必ず訪れます。
山岳ビデオを見て、登った気になっていてはいけません。自分の足でその頂に立ってこそ、次の頂への道が尾根伝いに見通せるのです。英語が、今とはまったく違って見えるその日まで―― 一歩ずつ登り続けることです。
浦和英語塾ホームページより