一見
回り道のように思えても,
精読したものを,
繰り返し音読して,
ちゃんと身につけるという段階を踏むことです。
9割以上の人は功を焦って,
このステップを省こうとします。
欲にかられてと言ってもよい。
案の定,そういう人は後で伸びません。
私は中学の教科書の音読を
500回などという,
常識的に考えたら,
壮大な無駄としか思えないようなステップを
きちんと踏んだので,
その後で大いなる飛躍が可能でした。
高校のリーダーも同じです。
1種類のリーダーを本当に身につければ,
他の会社の同じレベルのリーダーは
一晩で次々と読めるのです。
これが 本当の多読 というものです。
國弘正雄