2013/11/16

Touch wood.

ここ最近,バイリンガルの知人と英語の教材研究を定期的に行っています。毎回,幾つもの発見や気づきがあって,とても貴重な時間になっています。

災難や嫌な事などを避けるために唱える「まじない」のことばに,「くわばら,くわばら」 がありますが,英語でも似たような表現があります。
 
主にアメリカでは 'Knock (on) wood.'. イギリスでは 'Touch wood.'と言います。
 
例えば,何か物事が順調にいっている話や,自慢話などをしてしまった直後に,不吉を避けるために,"Knock on wood."と,手のひらで木でできた身近にある物に触れながら口にします。

例えばこんな感じ。
 
"I've been very lucky so far.  Touch wood."
「これまでのところ,私ってすごくついているわ。(おっと)この運が逃げませんように。」
 
周りに木でできたものがない時は,自分の頭に触れてもよいとか。
 
この起源について,SCHOLASTIC Dictionary of Idioms, Marvin Terban, 2006にありましたので,備忘のためメモしておきます。
Although "knock on wood" is a popular expression, nobody today is certain of where it came from.  Experts think it may have originated from the time of the ancient Druids, an order of Celtic priests in Ireland and Britain.  Whatever the origin, you'll often see people knocking on wood to keep away bad luck or help prevent a change of fortune from good to bad.
* 2文目の the time of the ancient Druids (古代ドルイドの時代)と an order of Celtic priests in Ireland and Britain (アイルランドや英国におけるケルト祭司の政治体制)は同格関係です。
 
ドルイドとは,キリスト教伝来以前に,ケルト人の間で信仰されていたドルイド教の祭司のことで,ケルト語で「オークの木を知っている人」を意味するといいます。
 
ケルト人は,霊魂の不滅を信じ,泉や森,オークの木を神聖視し,犠牲を捧げて占いをおこなっていた。こうした宗教的な祭祀を司る役割がドルイドにあったということです。

話は変わりますが,アイルランド,スコットランドで生まれたウイスキー。

泉からの仕込み水,大地からの大麦麦芽とピート,そして森からのオークの熟成樽で,時間をかけてゆっくりと,精霊たちによってゆっくりと育てられているのですね。

なーるほど幾つかのことがリンクしてきました。ケルトの人たちの宗教的な背景は,さらに興味深いですねー。また調べてみます。



日中は,都内にあるバイクショップで用事を済ませ,「無事故・無違反,ゴールド免許の私は,おっと "TOUCH WOOOOOOD!!" 陽気に誘われて,若洲公園まで行ってきました。
 
上の写真は,スマートフォンで撮ったものですが,太陽がまぶしくて,どうかなぁと思いましたが,ただシャッターを切っただけなのに,思いのほか上手に撮れてビックリです。最近のスマホ・カメラって,やるな ^^)/
 
夜になるとライトアップされて,ロマンチックに,こんな感じになります。8月下旬頃の撮影。左に思いっきり傾いています。とほほ。
 

江東区立若洲公園の詳細は,こちらでどうぞ。