2015/05/27
松下ヨシナリ 3回忌
明け方,ふと目が覚めた。
ぼんやり枕元のipadを手に取り,NHKのラジオアプリを開く。
次の瞬間、ふと頭に浮かんだ。「松下ヨシナリ」。
「そう言えば,いつだったかな?」と思って、松下さんのオフィシャルサイトを検索した。
松下ヨシナリ Official Website
NEVER FORGET YOU
Yoshinari Matsushita
8.15.1969 - 5.27.2013.
ipadを持つ手が少し震えた。
今日なのか。。。
こんな偶然あるのだろうか。
・・・
松下さん、何か僕に伝えたいことがあったのだろうか?
・・・
三上勝久さんが作成した「松下ヨシナリお別れの会」で流していたスライドショーを見つけた。上の動画です。
三上さんとは,松下さんが2009年に初めてマン島TTレースに参加し,不運にも転倒し瀕死の重傷を負い,そのリハビリ中に,松下さんを囲む会のようなものがあって,そこで一度だけお話させていただいたことがあった。
バイク雑誌 FRM フリーライドマガジンの編集長。
「世界で一番,写真と文章が美しいバイク雑誌」。
勝手ながらそう思っている。
FRM フリーライドマガジン ridepb.com/
その巻頭に「自由と挑戦と夢と。バイクと旅があれば,人生は面白い。」というタイトルの三上さんの挨拶文があった。
これがすごくいい。
不肖バイク歴34年少しはわかっているつもりである。
以下その冒頭部からの引用。
生きていくのに必要なものは、なんでしょうか。食べ物や住むところは当然ですが、それだけで充実した人生が送れるでしょうか。
僕は人生には「夢」が必要だと思っています。夢があれば、日々の辛い出来事や、退屈な時間も夢のための準備として楽しくこなせるんじゃないかと思っています。
夢を夢で終わらせないためには、挑戦が必要です。挑戦には痛みも伴います。でも、挑戦しないで、漫然と現状にあぐらをかいて時間を過ごしていくのは虚しくないでしょうか。
自分の走りたい速度で走り、自分の止まりたいところで止まる。今までに見たことのない風景や情景に出会い、そして人に出会い、感動して涙を流す。たまらなく、自由だ!そんな自由の喜びを僕たちに与えてくれる乗り物の1つに、モーターサイクルがあります。(引用終わり)
・・・
なるほど,そうか。
勝手ながらもう1つ違う言葉を最後の文に加えたい。。
「そんな自由の喜びを僕たちに与えてくれる道具の1つに,英語がある」と。
松下さんは機会があれば英語を勉強したいと言っていたっけ。
勉強方法について何度かメールでやり取りしたこともあったな。。
きっと松下さんも納得の一節だ。
「秋山さん,そのままでいいよ。」と,
三上さんの言葉を使って励ましてくれたのかな。。
勝手ながらそう思うことにする。ありがとう。