2014/07/23

防潮堤を考える

RQメルマ (2014-07-23 089号)より

FacebookThink Seawall 防潮堤を考える」719日の投稿


家族もうちも流された鈴木のおばさん(仮称)は、精神的に仮設での生活が続けられず、海のまん前に二階だけのこった離れを応急修理しておじさんと住み始めました。被災後の査定価格〔坪2万ー5万円)で被災宅地を買い上げる国の移転補助をもらっても、土地代の高騰する高台(つぼ30万円など)での再建資金の目処はなく、公営住宅も家賃があるので住めず、集団移転も申請書を取り寄せることすらできない状態だったので締め切りを逃し、海のまん前の畑で野菜を作り、海のものを採ったりして静かに暮らしています。

具体的にはじめてみよう!

当たり前の話ですが,水泳教本を読んで泳ぎ方を理解したからといって,泳げるようになった人はいません。

泳げるようになりたければ,教本に書いてあることを理解した上で,“とにかく泳いでみる” ことです。

泳げるようになりたいとばかり口にして,教本も読まず,泳ぎもしない人は,ぜったいに泳げるようになりません。

いたってシンプルです。
 
また,自分の泳ぐ力を,級別試験にゆだねる必要はありません。自分がどの程度泳げるか泳げないかは,実際に泳いでみればわかることです。目をそむけないで自分で判断することです。


 

スティーブン・R・コヴィー氏nの 「7つの習慣」(The 7 Habits of Highly Effective People)の中に次のような言葉あります。

ピアノを習い始めたばかりなのに,リサイタルを催せるほどの腕前だと友人たちに吹聴したらどうなるだろう。
答えは言うまでもない。発達のプロセスを無視し,途中を省略することなどできるわけがない。それは自然の理に反する行為であり,近道しようとして得られるのは失望とフラストレーションだけである。
どんな分野にせよ,現在の能力のレベルが10段階の2であるなら,5に達するためにはまず3になる努力をしなければならない。
「千里の道も一歩から」始まる。何事も一歩ずつしか進めないのだ。 
What if you were to lead your friends to believe you could play the piano at concert hall level while your actual present skill was that of a beginner?
The answers are obvious.  It is simply impossible to violate, ignore, or shortcut this dvelopment process.  It is contrary to nature, and attempting to seek such a shortcut only results in disappointemnt and frustration.
On a ten-point scale, if I am at level two in any field, and desire to move to level five, I must first take the step toward level three.
"A thousand-mile journey begins with the first step" and can only be taken one step at a time. 

同時通訳の神様,國弘正雄先生は 「英会話ぜったい音読・入門編」の中で次のように言っています。
1冊のテキストが「分かった」からと言って,別の新しい教材をやってみる,こんな人の英語力はかわいそうなほど伸びません。
基礎練習は身体が覚えるまでやることです。「分かる」と「使える」は大違いです。「分かる」だけでは「使える」英語はぜったいに身につきません。これと決めたら,身体が覚えるまで,その教材をやるのです。
「習うより慣れろ」という言葉がありますが,私はそれでは足りないと考えています。英語は「慣れるまで習え」と声を大にして言いたいと思います。テキストを繰り返し繰り返し声に出して読み,ノートに書き写して,身体が英語に慣れるまで精進してください。
 

2014/07/09

四万六千日 2014


 
四万六千日
この日に参拝すると四万六千日間の参詣したのと同じ功徳があるという。元禄頃に始まり,観音菩薩の功徳日とされるが,根拠は不詳。七月十日の東京浅草寺の場合,ホオズキ市などでにぎわう。(大辞林より)







 
 
 

2014/07/02

日本国憲法 前文

日本国憲法が公布された昭和22年,
文部省(今の文科省)は,
日本国憲法の精神と内容を記した
『あたらしい憲法のはなし』 という教科書を発行し,

当時の中学1年生は社会科の教科書として
この本を使っていました。

全文は青空文庫で読むことができます。

『あたらしい憲法のはなし』
http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html


その中の憲法の前文についての箇所を,書き留めておきます。
この前文には,だれがこの憲法をつくったかということや,どんな考えでこの憲法の規則ができているかということなどが記されています。 この前文というものは,二つのはたらきをするのです。 その一つは,みなさんが憲法をよんで,その意味を知ろうとするときに,手びきになることです。 つまりこんどの憲法は,この前文に記されたような考えからできたものですから,前文にある考えと,ちがったふうに考えてはならないということです。 もう一つのはたらきは,これからさき,この憲法をかえるときに,この前文に記された考え方と,ちがうようなかえかたをしてはならないということです。
そして以下が日本国憲法の前文です。

日本国憲法(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j01.html

 日本国民は,正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し,われらとわれらの子孫のために,諸国民との協和による成果と,わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し,政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し,ここに主権が国民に存することを宣言し,この憲法を確定する。 そもそも国政は,国民の厳粛な信託によるものであつて,その権威は国民に由来し,その権力は国民の代表者がこれを行使し,その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり,この憲法はかかる原理に基くものである。われらは,これに反する一切の憲法,法令及び詔勅を排除する。
 
 日本国民は,恒久の平和を念願し,人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて,平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して,われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは,平和を維持し,専制と隷従,圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において,名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは,全世界の国民が,ひとしく恐怖と欠乏から免かれ,平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 
 われらは,いずれの国家も,自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって,政治道徳の法則は,普遍的なものであり,この法則に従うことは,自国の主権を維持し,他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 
 日本国民は,国家の名誉にかけ,全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。