2013/05/28

松下ヨシナリ 訃報

夕方,知人より連絡があって,松下ヨシナリさんの訃報に接しました。

英国のマン島で行われているオートバイ・レース,「マン島TTレース」の練習走行(兼予選)中のクラッシュ事故だそうです。

。。。

享年43歳。まだまだ,これからというのに。なんということだ。
浦和の,いや日本のヒーローが一人,旅立っていきました。

心よりご冥福をお祈りいたします。
May he rest in peace forevermore.


■マン島TTレースのサイト
http://www.iomtt.com/News/2013/05/27/Statement-issued-on-behalf-of-ACU.aspx

■松下ヨシナリ・オフィシャル・ウェブ・サイト
http://44ma2.com/


2013/05/17

浦和英語塾 近況

浦和英語塾は,4月より新たに5名の塾生を迎え,全塾生7名の 今は(^^);こぢんまりとした英語専門塾です。

それぞれが,今望みうる(近い)将来の自分の姿に近づこうと努力を続けています。

バレエやピアノのレッスンの他に部活動にもしっかりと取り組んでいる私立高3生,希望通りの県立高校に進学して部活動の重い荷物を抱えながらすでに真っ黒に日に焼けている高1生,部長としてリーダーシップを発揮していることがうかがえる検定外教科書(プログレス)使用の私立高2生の英語の発音はネイティブ並で一番の努力家です。

国内企業を海外に紹介する公の仕事をされているドイツ語専攻20代の才女。彼女を通じて私も多くを学んでいます。十数名もの社員を抱える建築事務所を営む50代半ばのサイクリスト様の努力には本当に頭が下がります。

日本の最高学府で博士号を取得しているアラフォー社会人女子も今一度英語に磨きをかけようとしています。部長として先週高校生最後の大会を戦いきった高3生は頭を受験勉強に切り替えてこれからが勝負です。

レッスン形態はマンツーマンですので普段はお互いに顔を合わせることはありませんが,唯一日曜日の2限目は塾生なら誰でも参加できるクラスがあります。「ターゲット1900」(旺文社)の例文をみんなで暗唱していこうというクラスです。

この特別クラスには,大手旅行会社で実際に英語を使って仕事をされている女性がいます。プロ野球選手でも毎日素振りを欠かさないように,常に基本にたち返り繰り返し練習されている姿は,中高生のよき手本になっているようです。

英語は,学校の一教科以前に,「言葉」なのですから,このクラスのように,学年を超えて,また学生・社会人に関係なく同じ教材に取り組んでいる皆さんの様子を見ていると,僕はなんだかとてもうれしく思っているのです。アメリカの語学学校のようでもあります。英語塾の理想の姿が見てとれるような気がして,個人的に一番たのしみにしている時間です。

もう1冊,全塾生共通の教材があります。「チャート式新々総合英語」(数研出版)です。1週1チャプターずつ,約半年間で1周する計算です。高1生でも大学が決まるまで5,6周できます(しかできません)から,取り組みの濃淡は個々によって違いますが,高3生は1週2チャプターずつを濃く学習する必要があるでしょう。但し,やらされているという意識では,何ごとも習得できませんので,あくまでもペースメーカーとしての役割を担っています。


最後に,塾生ではない英語学習者のみなさんへ

「頭で理解し,身体で覚える」。バランスが大切ですよ。苦手やな,難しいな,よくわからないな,と思っている人は,このバランスが取れているか見つめ直してみよう。5文型や修飾・被修飾関係を知らずして英語は読めるようにはなりません。また,せっかくCD付きの教材があるのに音声なしで勉強していませんか。音声を聞きながら音読を繰り返してみてください。頭だけで理解していてはきっとすぐに忘れてしまいますよ。英語の理屈がわからないで,ただ音読しているだけでも,ましてや聞き流しているだけでは,英語は使えるようにはなりません。一度,学習のバランスを見直してみてはどうでしょうか。