2026/01/21


見えない季節
牟礼慶子

できるなら
日々のくらさを 土の中のくらさに
似せてはいけないでしょうか
地上は今
ひどく形而上学的な季節
花も紅葉もぬぎすてた
風景の枯淡をよしとする思想もありますが
ともあれ くらい土の中では
やがて来る華麗な祝祭のために
数かぎりないものたちが生きているのです
その上人間の知恵は
触れればくずれるチューリップの青い芽を
まだ見えないうちにさえ
春だとも未来だともよぶことができるのです
ー詩集『魂の領分』



 

2026/01/20

Daikan



 
【一口メモ】

mark:〈年・月・日・節目などが〉~にあたる、~を迎える

❑ true to its name:その名の通り〈形容詞に、名詞を修飾する限定用法と、補語になる叙述用法があることは基礎知識。しかし、この true はそのどちらでもなく、分詞構文と同じ働き〉

❑ at warning levels:警報レベルの(大雪)〈この前置詞句は、形容詞句として直前の heavy snowfall を修飾〉

❑ peaking:ピークに達する〈現在分詞による分詞構文。分詞構文では分詞の意味上の主語は常に文の主語と一致(and it will peak on Thursday.

❑ those planning trips:旅行を計画している人々〈planning ~ は現在分詞で直前の those(人々)を後置修飾〉


【訳例】

今日は大寒、一年で最も寒い季節を迎えます。その名の通り、今夜から全国的に警報レベルの大雪が予想されており、木曜日にピークを迎える見込みです。日本にいる皆さん、旅行を予定している人たち、どうか安全にお過ごしください!



2026/01/18

共通テスト



共通テスト受験の皆さん、お疲れさまでした。

 

2026/01/17

塾訓

浦和英語塾には、「塾訓」として大切にしている言葉があります。ホームページにも掲げております。日頃、私から塾生に対して口にすることはありませんが、折に触れて、皆さんにも心に留めてほしいと思っています。


和して同ぜず
『論語』子路篇より

人との付き合いは、主体性を保ちつつ協調することが大切である。しかし、道理に外れたことに安易に同調したり、周囲に流されてはならない。つまらぬ人間ほど、やたらと他人の意見に賛成し、うわべだけで人に合わせるが、そこからは真の友情が生まれることはない。時には、自分の意見をはっきりと言える、凛としたキミでいてほしい。


2026/01/15

積み重ねの効果

when の反復が生む「積み重ね」の効果




When those closest to us respond to events differently than we do, when they see the same scene as part of a different play, when they say things that we could not imagine saying in the same circumstances, 
the ground on which we stand seems to tremble and our footing is suddenly unsure.

Deborah Tannen



When A, when B, when C, 主節
→ A+B+Cと、身近な人への違和感が次々と重なっていく感じで、こうしたことが重なって起こるときに、主節の内容へとつながる。

When A, when B, or when C, 主節
or がある場合は、その積み重ねが分断され、Aのときでも、Bのときでも、Cのときでも、それぞれ単独に、主節の内容へとつながる。※原文には or はないが、
書籍の日本語訳は、この読み方に沿って訳されている。


【訳例】

最も近い人たちが、
出来事に対して違った反応をするとき、
同じ場面なのに別の芝居の一部として見ているとき、
同じ状況では自分にはとても言えないようなことを言うとき、
立っている土台が揺れるように感じられ、
足場は突然、不安定になる。

デボラ・タネン
社会言語学者