近所の公園のジョギングコースには、さまざまな人が集まり、それぞれのスタイルで散歩やジョギングを楽しんでいます。
季節の移ろいを感じながらのんびり歩く人。イヤホンから流れる英語や中国語を小声で発音しながら歩く人。腰痛や骨折のリハビリのために歩く人。健康や美容を意識してウォーキングする人。本格的にランニングし、ラップタイムや心拍数を気にする人。
この公園には、広い意味で同じ思いを持つ人たちが集まります。そこに身を置くことで、特有の安心感や心地よさが生まれます。
年齢層もさまざま。時間帯によって違いはありますが、子どもから年配の方まで、年齢の垣根はありません。
晴れの日もあれば、曇りの日もある。暑い日も寒い日もある。気分が充実している日もあれば、いまひとつの日もある。
それでも、ここに来れば、歩くしかない。走るしかない。そして、何かしらの達成感を得ることができる。来る前とは違う自分に気づくこともあるでしょう。
散歩から始め、フルマラソンを走れるほどの精神力や体力をつけるのは、一朝一夕にはいきません。それでも、挑戦する気持ちがある限り、まずは歩き出すしかない。
誰に強制されるわけでもなく、自分の意思で続けるからこそ、そこに喜びがある。
昨日の自分を少しでも超えていく――そんな過程を楽しみたいと思います。
そして、気づくのです。自分はひとりじゃない、と。知らない人たちからも、確かに勇気をもらっている、と。
そんな公園のような浦和英語塾にしたいと思っています。